アイドルグループ「乃木坂46」久保史緒里のファースト写真集『交差点』(集英社)が、7月11日(火)に発売日を迎え、都内の書店で出版記念記者会見が開催された。

本作は、大好きな地元東北という思い入れの深い場所と、今の生活拠点である東京を行き来する中で垣間見える久保の、今までに見たことのない素の表情を、1年以上かけて丁寧にとらえたドキュメント作品ともなっている。また、初挑戦となる水着とランジェリーカットでは、色白でしなやかな美ボディーを披露するなど、誰もが久保に夢中になれる渾身の1冊に仕上がった。

まず、写真集のオファーを受けた際の心境について久保は「私自身、写真集がすごく好きで、メンバーの写真集や、それ以外の写真集も本当に自分で買って見ているぐらい・集めているぐらいすごく好きなものだったので、まさか自分が写真集を出せる日が来るとは思わず、本当に夢がかなったなっていううれしい気持ちでした」と振り返る。

そして実際に出来上がりを手にして「自分自身写真集がすごく好きだっていうことがあったので、もし自分が写真集を出せる日が来たら、こういうふうにしたいなっていう思いがすごく細かくありました(笑)、例えば、紙の質感だったりサイズだったり、あとは開く方向だったり、そういう本当に細かい部分も全部編集部の皆さんと話し合いながら決められたことが、すごくありがたいなと思っているので、本当にこだわりの詰まった1冊で、さらに1年かけて撮影ということで、自分にとってすごく大切な宝物の1冊になったなという思いです」としみじみ明かした。

またお気に入りカットについて、雪景色の中、真っ白な防寒具を身にまとったページを開き「皆さんとの話し合いの段階で、いつ見ても何年後に見てもすてきだねって思ってもらえたり、どこか懐かしいねって思ってもらえる写真集にしたいねっていうところを目指して作り上げていたこともあって、いわゆる“トレンド”みたいなものを排除したというか、トレンドにあまり敏感にならずに撮っていったっていうのが今回の写真集のポイントとしてありました。このカットは、私が東北にいた時から…やっぱり寒いので(笑)、暖かさ重視ですごく雪の中で遊んでいた思い出があって、そんな私らしさの詰まった1枚だなと思いますし、この表情も、本当にただただ、私が雪の中で、よく昔から訪れていた地で何を感じてたのかっていうのをすごく感じ取れる1枚だなっていうふうに思うので、この写真を選びました」と、こだわりを説明した。

記者からは「作品に点数を付けるとしたら？」との定番の質問も寄せられた。久保は「聞かれると思っていたんですけど(笑)、自分のいろんな願望だったり、いつか出せるならこうしたいという思いがあるので、100点満点と言いたいところなんですが、なんと言っても、この写真集のタイトルが『交差点』っていうタイトルもあって、恥ずかしいんですけど、『交差点』ということにしておいていただくのが…よく分かんないんですけど…あの…すごい恥ずかしいんですけど、100点満点なんですけど、よく分かんないんですけど『交差点』ということで(笑)。すいません…(笑)」と、頬を赤らめながら回答していた。

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