2023-03-07 06:00

櫻坂46大園玲、“櫻エイト入り”がもたらす心境の変化

「BRODY4月号」特典 両面特大ポスター大園玲(櫻坂46)
「BRODY4月号」特典 両面特大ポスター大園玲(櫻坂46)

『桜月』で初の櫻エイト入りを果たし、カップリング曲『Cool』でセンターを務める大園玲。物語は、さらに加速し始めた。彼女が見せてくれる今と未来に、期待せずにはいられない。

変化の役割

――櫻エイト入りは大園さんの中でも大きな目標のひとつでしたが、実際に選ばれてみて気持ちの変化は感じていますか?

大園玲 やっぱりファンのみなさんに報告できたことは自分も嬉しかったですし、自信はちょっとだけ付きました。

――特に昨年は一期生の先輩方の卒業が続いて、そこに三期生が加入するという変化のタイミングでしたが、そこで自分が櫻エイトに選ばれることの意味を考えたことはありますか?

大園玲 自分がそのポジションにいる意味っていうのは毎回考えていて、今回も考えてみたんですけど……これまで櫻エイトのメンバーはあまり変わっていなかったので、そこに変化を起こす役割なのかなとは思いました。

――それは守屋麗奈さんのセンター抜擢も含めて?

大園玲 はい。坂道研修生上がりのれなぁと私が持っている力を出すべきときなのかなって。

――大園さんは櫻坂46の1作目『Nobody’s fault』から常に表題曲に参加していますが、それまで3列目から見ていた景色と現在のポジションから見える景色に違いを感じますか?

大園玲 こっちからどう見えているかの変化はあまりないんですけど、こちら側がどう見せるかみたいなことを考える時間はめちゃめちゃ増えました。やっぱりカメラに抜かれたり振りの見せ方を通じて、「こんなに見られるんだ」と感じたので。見え方というよりは見せ方を考えることのほうが多いです。

――そこでも意識の変化があったと。今回の5枚目シングル『桜月』は、グループにとって勝負作だと思うんですが、最初にこの曲を聴いたときは率直にどう思いました?

大園玲 れなぁがセンターっていうフォーメーションから先に知らされたんですが、そのときから曲調的には想像していた通りだったというか。きっとれなぁに似合う曲調なんだろうなっていう心の準備はできてたので、実際に聴いたときはあまり驚かなかったというか。やっぱり似合う曲だなと感じました。

――バキバキに踊る曲だとは思わなかったと。

大園玲 そうではないんだろうなと思っていたので。だから新しい櫻坂っていうか、これまでの櫻坂とはまた違う曲調に挑戦できることが嬉しかったです。

――昨年の4枚目シングル『五月雨よ』以降、アルバムからのリード曲『摩擦係数』も含めて、櫻坂は楽曲的にも見せ方が変化し始めています。

大園玲 楽曲のバリエーションが増えているのは感じます。でも、どの曲も自分たちに似合うなとも思うんです。

――それは今まで積み重ねてきた経験があるから?

大園玲 そうですね。「こういう曲もいけるんだ」とか「こういう曲調もファンの方は好きになってくれるんだ」っていう自信が積み重なって、カッコいいだけにとらわれなくなったなって。

――最近のライブを観ていると、特に感じますよね。ただ力づくで攻めるのではなく、いろいろ緩急を付けたりと、見せ方のバリエーションも増えましたし。

大園玲 曲ごとに自分の心情みたいなのも全然違って。確かに、力任せでやりきるっていうことはなくなりました。

笑顔の意味

――櫻坂はスタートした頃から、TAKAHIROさんが「欅坂46とは違った女性らしさや美しさ、細やかさみたいなものが振りの細かいところに散りばめられている」とおっしゃっていましたし、そういった女性の逞しさと美しさが曲を重ねるごとにどんどん強く表れているような気がしていて。その決定打が今回の『桜月』なのかなと思ったんです。

大園玲 改名のタイミングにTAKAHIRO先生が「欅が花開いて櫻になるんだ」とずっとおっしゃっていたので、「欅坂がなくなるわけじゃなくて、その木に花が咲いて櫻になる」っていう意識はずっと持っていて。「花が咲くっていうのは、可憐さだったり、女性らしさだったりをプラスすることだ」ってずっとおっしゃっていて、振り付けでもそういう女性らしいラインが出る振り付けだったり、スカートを使う振り付けだったりをTAKAHIRO先生も増やしてくださっていて、実際動き的にも女性らしさを意識する部分も増えました。その一方で、歌詞においても自分のために歌うというよりは、誰かのために歌う内容が増えてきて。そこで「届けたい」という気持ちもより強まりました。

――欅坂の頃は自分の狭い半径の中で完結していた世界が、櫻坂では主人公の成長とともに視野が広がっていったと。

大園玲 そうかもしれません。自分のことを歌う曲も少なからずあるんですけど、多くの曲は下を向いてないというか。例えば、欅の『誰がその鐘を鳴らすのか?』だったら神様はもういないことになっているんですけど、櫻になってからの『BAN』だと神様もいる前提だったりと、捉え方がポジティブになっている気がします。

――インタビューの続き、櫻坂46・大園玲撮り下ろしは発売中の「BRODY4月号」で!

取材・文=西廣智一

大園玲=おおぞの・れい|2000年4月18日生まれ、鹿児島県出身。愛称は「れいちゃん」。

櫻坂46表紙:BRODY (ブロディ) 2023年4月号

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