アイドルグループ「SKE48」Team Sのメンバー総勢19人にフォーカスした「ずぶ濡れSKE48 Team S」が、2月27日(月)に発売された。都内の書店で行われたお渡し会イベントに出席したSKE48 Team S・野村実代、青海ひな乃、坂本真凛がインタビューに応じ、それぞれのお気に入りカットを紹介した。

作品の軸でもある“ずぶ濡れ”のシチュエーションについて、野村は「私はドライサウナでずぶ濡れになったんですけど。人生初めてのサウナで…私は普段からあまり汗をかかない体質で、ステージの上でも『ステージといえば汗だよね？』って言われる中で、なかなか汗をかきにくくて、最初はそれが悩みでもあったけど、最近は、逆に良さというか、長所と捉えるようにしてて。今回はサウナに入った途端から、ずっと汗が出てて、私でもこんなに汗をかけるんだってびっくりしたし、私意外にすごい暑いのに耐えられることが分かって、10分以上ずっと入って、その後ちゃんと水風呂にも入って、本格的なドライサウナを体験して、人生初“ととのい”(笑)。すごく気持ちよかったです」と、撮影を通じて新たな発見を喜んだ。

坂本は「流れるプールで、浮き輪に乗って流れるプールを流れていくっていう撮影だったんですけれど。写真では伝わりにくいかと思うんですけど、ずっと浮き輪の上に乗っていたので、すごい腹筋が鍛えられたのと、あとはそのプールの中には実際には入ってないので、めちゃめちゃずぶ濡れになっていないような気がしたんですけど、そのあと、途中から天候が悪くなって、もうびっくりするぐらいザーザー雨になって。もう頭の上から全てずぶ濡れになりました。でも私は、中学生の時とか、雨降っている日に、傘を持っていても、あえてそのずぶ濡れの中を走ってびしょびしょになって帰ろうって楽しんだりしてるぐらいの人間だったので、(撮影は)すごい楽しく、頭の上からずぶ濡れになれて楽しかったですね」と、なかなか個性的な撮影エピソードを披露した。

3人のお気に入り

また「お気に入りカットを教えてください」との質問に、3人とも「いい写真が詰め込まれ過ぎてて…」と頭を悩ませながらも、坂本は「写真じゃないんですけど、いいですか？」と意外なページを提示。「81ページの、杉山歩南ちゃんから(振付師の)牧野アンナ先生への質問ですね。質問が、事前にアンケートでアンナ先生に聞きたいことがあったらなんでも…みたいな感じで、質問を一つ選べたんですけど、歩南ちゃんが選んだ質問が、『朝は何時に起きることが多いですか？』で。もうちょい聞くことなかったのかなと。そこが気になったところですね。すごい歩南ちゃんの性格が出てて、すごい好きだなと思ったので私の好きポイントですね」と理由を説明した。「ちなみに回答は135ページにあるので、そちらで確認していただけたらなと思います」と付け足した。

青海は「私は同期の竹内ななみですかね。“ずぶ濡れ”にしては珍しい(正統派な)グラビアですよね。他のページを見てもらうと、みんな料理で汗かいてたりとか、遊んでて汗かいてたりとか、何かに挑戦してて、汗をかいているメンバーが多いんですけど、なんか最後だけちょっと違うずぶ濡れ？ ちょっとテーマがずれているようなずぶ濡れな感じがするんですけど、でも、それが竹内ななみの良さで、竹内ななみもオススメなんですけど、他のメンバーのいろんな部分も見てもらえたらいいなって思います」と、意外な一面をのぞかせているメンバーが収められた写真集をアピールした。

野村は「まさに自分(笑)。今回、この本を作る上で取材していただいて、インタビューの内容が書かれているんですけど、私は一番最後の締めくくりの部分で飾らせていただいておりまして。これをファンの方が読んで、『実代ちゃんがいつも思っていることがすごい書かれている。それを知れてうれしかった』って言ってもらえたのが、すごくうれしかったし、かわいいTeam Sはもちろんなんですけど、Team Sのみんながいつも思っている…秘めている思いみたいなものがこの本には詰まっているので、私の思いも読んで、皆さんに伝わったらいいなって思います。ぜひ見てほしいです」と呼び掛けていた。

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