2022-03-27 17:00

乃木坂46山下美月「飛鳥さん、私たちに絶対興味ないと思いますよ」に、齋藤飛鳥「否定はしないです(笑)」

諦念の美学

(久保&山下、撮影から戻る)

山下美月 どんな話をしていたんですか?

――ぜひ発売されてから読んでみてください(笑)。さて、再び3人揃ったところで、今度は2人に対して何かアドバイスできることはありますか?

齋藤飛鳥 え~アドバイス……。私が言えることは特にないですよ(笑)。

――じゃあ、逆に山下さんと久保さんから先輩に対して、この機会だから聞いておきたいことはありますか?

久保史緒里 何食べてますか?

齋藤飛鳥 え、どういう話?(笑)

久保史緒里 前にマネージャーさんから、飛鳥さんはゆで卵を何回かに分けて食べてるみたいなことを聞いて。

齋藤飛鳥 ゆで卵?

久保史緒里 ゆで卵を食べてるって。

齋藤飛鳥 好きだけど、ゆで卵を特別話に挙げる程好きじゃないかな(笑)。

久保史緒里 そういう話の印象がすごく強くて。何食べてるんだろうな~ってずっと思ってて。飛鳥さんが食べてるものが想像つかないです。

齋藤飛鳥 えー、みんなと一緒だよ。普通だよ。

――ゆで卵の話はこのあたりにしておいて、最後にこれからの乃木坂についても聞かせてください。ここから先は飛鳥さんを筆頭に、3期生を含めた若い世代が先頭に立つフェーズに入るでしょうし、3期生の存在は非常に重要になると思います。さっきのビジョンの話じゃないですけど、おふたりは今後乃木坂をどうしていきたいみたいな目標はありますか?

山下美月 今、すごいグループにいさせてもらっていて、3年後とか5年後とかどうなっているかは全然わからないですけど、そのときも今と変わらずにいれたらいいなと思っていて。例えば、飛鳥さんってずっと謙虚な方だなと思うんですよ。スタッフさんやメンバー、後輩に対しても、変わらずお話してくれたりいじってくれたりして。そういう姿勢はこれから先も忘れずにやっていきたいと思います。

久保史緒里 先輩と同じ現場だと学ぶことがすごく多いですし、個人的にも飛鳥さんのダンスがすごく好きでずっとお手本にしていて。そうやって間近で学べることもたくさんあると思うので、いろいろ学んで着実に自分たちの力にしていけるように、3期生も頑張らないとなって思います。

――では、飛鳥さんはどうでしょう? 3期生に託すことはできそうですか?

齋藤飛鳥 3期生は我々のときよりも、全体的に向上心が強いですよね。私たちのときって1期生というのもあるけど、先のことが何も見えないまま活動していたから、具体的に自分がどうなりたいかわかってない子が多かったし。私も最初の頃は本気でアイドルをやっていたわけじゃないけど、今の子はちゃんとそこと向き合ってるなと思います。

――それは1期生、2期生がいろいろ作ってきたものをしっかり見せてきたからではないですか?

齋藤飛鳥 それだと嬉しいですけど、本人たちの意識が高いのがこちら側としてはありがたい。でも強いて言うなら……別にアドバイスっていう大袈裟なものじゃないですけど、諦念の気持ちを持つことの大事さ、美しさを知ってほしいですね。

久保史緒里山下美月 ……。

齋藤飛鳥 えっ、何?(笑)

――諦念ですか……なかなかすごいワードですね(笑)。

齋藤飛鳥 こういうの先輩から言うの、あまり良くないか(笑)。

――でも、それが齋藤飛鳥流の哲学なんですね! また、いろいろとお話を聞かせてください!

――アザーカットは発売中の「BUBKA2018年5月号」で!

齋藤飛鳥=さいとう・あすか|1998年8月10日生まれ、東京都出身。「乃木中」バレンタイン企画にて、2年越しで連敗から抜け出した乃木坂46の超人。「“フラれ神”は死んだ」という挑発的な冒頭で始まる『ツァラアシュトラかく語りき』の上梓が待たれるところ。愛称は「あしゅ」。

久保史緒里=くぼ・しおり|2001年7月14日生まれ、宮城県出身。舞台『三人姉妹』では三女・イリーナ役を熱演し、長女・衛藤美彩に肉迫した3期のファム・フシアタール。その演技力は、趣味の映画(の予告編)鑑賞で培った賜物であるとかないとか。 愛称は「くぼちゃん」。

山下美月=やました・みづき|1999年7月26日生まれ、東京都出身。文豪・夏目漱石のパンチライン「月が綺麗ですね」へのアンサーが待たれる薄紫色のヤマミズキ。先日、白石麻衣を久しぶりに狼モードの“黒石さん”に変化させたのも全部美“月”のせい。愛称は「づっきー」。

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