2024-09-01 07:00

僕が見たかった青空・金澤亜美「幼稚園の頃から踊ることは好き」

「僕が見たかった青空」金澤亜美
「僕が見たかった青空」金澤亜美
写真/市村円香

乃木坂46の公式ライバルグループとして誕生した「僕が見たかった青空」神奈川県出身の金澤亜美(17)にインタビュー。ライブでファンへのレスを欠かさないのはもちろん、1年以上ブログを毎日更新するなど、アイドル適正はピカイチ! ほんわかとした雰囲気とは裏腹に、愚直で負けず嫌いな彼女の理想のアイドル像に迫る。

トップオタ姉ちゃん

――アイドルを好きになったのはいつ頃ですか?

金澤亜美:中学生の頃です。でも、握手会やイベントに行ったことはなくて、憧れの人を見るような感じで、遠くから静かに応援しているタイプでした。

――YouTubeでMVを見たり?

金澤亜美:そうですね。でも、生写真は集めていました。まだ中学生だったので、おこづかいで買える範囲ですけど、「誰が出るかな?」って開封するのが楽しかったです。

――振り付けを真似して踊ることは?

金澤亜美:してました! 自分もアイドルになった気分で、お家のリビングの鏡の前で真似して踊るのが楽しかったです。家族にも「見て~」って言いながら(笑)。

――ダンスの経験は?

金澤亜美:なかったです。ただ、幼稚園の頃から踊ることは好きで、AKB48さんの『恋するフォーチュンクッキー』を踊ったりしてました。あと、AKB48さんが衣装の早着替えをやっているのを見て、私もスカートを何枚も着込んで、早着替えごっこをしてました(笑)。

――小さい頃から人前に立つことが好きでしたか?

金澤亜美:お家では活発だったけど、外では恥ずかしがり屋だった気がします。お遊戯会とかで目立つ役に立候補することもなかったので。すごくおぼえているのが、幼稚園の運動会でツノが生えた手作りの帽子をかぶって踊る演目があったんですけど、どうしてもその帽子をかぶりたくなくて、私ひとりだけ最後まで手に持ったまま踊ったことがありました。

――帽子をかぶって踊るのが恥ずかしかった?

金澤亜美:理由はおぼえてないけど、好き嫌いがすごくはっきりしていて、自分のやりたくないことは絶対やらないっていう子だったみたいです。

――「お気に入りの洋服で登園する!」と言って聞かないタイプの子?

金澤亜美:まさにそういう感じです(笑)。お姉ちゃんの真似をして、ちっちゃい頃にスイミングを習っていたんですけど、途中で行きたくなくなって、親に「私にもうやらせないで!」って言ったこともあったらしいです(笑)。

――遠くから静かに応援していたアイドルに「自分もなってみたい」と思うようになったのは?

金澤亜美:大きなきっかけがあったわけじゃないんです。ただ、中学生でアイドルが好きになって、だんだん自分もやってみたいと思うようになりました。将来、やりたいことも特になくて……。高校も「とりあえず制服が可愛いから」という、なんとなくの理由で決めて、いろんなことを学べる総合学科を選んだものの、結局、やりたいことは見つからないままでした。

――高校生活はどうでしたか?

金澤亜美:休み時間になるとイヤホンをして過ごすような生活でした。当時は、ダークな雰囲気のアイドル曲をよく聴いていて……。話しかけてくれる子もいたんですけど、申し訳なくなっちゃうんです。「気を遣ってくれてるんだろうな」って思うと、うまく話せなくて。

――中学校からの知り合いはいなかった?

金澤亜美:ガラッと環境が変わったので、知り合いはひとりもいませんでした。だから、高校でまた新しく友だちを作らなきゃいけなくて……。自分がうまく話せなかったのが原因なんですけど、高校1年生の時は学校に馴染めずにいて、高校生活を楽しむことができませんでした。でも、担任の女性の先生がすごく優しい方だったんです。教室にいることができなくて、ずっと保健室で過ごしてたんですけど、その先生もアイドル好きだったので、よくアイドルの話をしてました。

――親身になって、金澤さんに寄り添ってくれたんですね。

金澤亜美:先生に救われました。僕青のオーディションに応募したのが高校1年生の時だったんですけど、受けていることを先生に打ち明けたら、「頑張って!」って応援してくれました。僕青に合格して転校することになった時はお手紙をいただいて、それもうれしかったです。手紙には、先生が思う私の良いところが書かれていて……本当に宝物です。

――アイドルになることをご家族に反対されませんでしたか?

金澤亜美:全然されなかったです。「自分がやりたいなら頑張りなさい」って、オーディションを受けてる時はママにしか言ってなかったんですけど、一緒に最終オーディションの会場まで来てくれたり、応援してくれました。

――サポートしてくれたんですね。

金澤亜美:でも、私が合格した時、お姉ちゃんだけはあんまりでした……。

――よろこんでなかった?

金澤亜美:きっと複雑だったんじゃないかなって思います。お姉ちゃんの大学受験の時期と重なってしまっていて、あの時期は家がちょっとピリピリした感じでした。だから、私が僕青に合格した時は「おめでとう」っていう感じではなかったんです。

――うれしいけど、ちょっと複雑ですよね。

金澤亜美:もし自分が逆の立場だったら、そうなるだろうなって思います。でも、いまは家族でライブを見に来てくれたり、お姉ちゃんが「カラオケで友だちと僕青の曲歌ったよ!」って動画付きで送ってきてくれます。舞台(『夏霞~NATSUGASUMI~』)も観に来てくれたんですけど、客席でお姉ちゃんがずっと双眼鏡を持って見てたのがおもしろかったです。

――妹に釘付けじゃないですか(笑)。

金澤亜美:離れて暮らしているからっていうのもあるんですけど、連絡も頻繁にするようになったし、以前よりも姉妹が仲良くなった気がします。

原稿/宮田英一郎

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