AKB48佐藤綺星「先輩のまねをしても自分の色が出ない」、“初センター”への思いを明かす

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「恋　詰んじゃった」をリリースするAKB48・倉野尾成美、佐藤綺星、山内瑞葵、八木愛月にインタビュー

7月17日(水)に64枚目のシングル「恋　詰んじゃった」をリリースするAKB48。倉野尾成美が4代目総監督になり、新体制初のシングルは佐藤綺星(さとうあいり)を初センターに、グループの勢いを体現したような楽曲になっている。倉野尾成美、山内瑞葵、初センターの佐藤綺星、2作連続選抜入りの八木愛月(やぎあづき)に、新体制としての意気込み、そして今後どんなことをしていきたいかを語ってもらった。

――柏木由紀さんが卒業されて、倉野尾さんが向井地美音さんから総監督を引き継いで、新体制がスタートしたという感じですが、今、どういう気持ちで臨んでいますか？

倉野尾成美：私自身、総監督になったということもありますけど、他のメンバーもみんな「時代が変わった」と感じていると思います。“自分たちの世代”というのをしっかりと心に持って、「自分たちがAKB48なんだ！」って堂々と胸を張れるAKB48でいたいなと思っています。

――高橋みなみさん、横山由依さん、向井地美音さんと、それぞれの総監督の時代に、それぞれの色があったと思うので、ここからは倉野尾さんがメンバーと一緒にどんな色をつけていくのか楽しみです。

倉野尾成美：ファンの方もそういうものはこれまでも感じてこられてると思います。なので、“私”じゃなく、メンバーと一緒に“私たちの時代”を築けたらいいなと考えています。新曲の「恋　詰んじゃった」も含めて、「これが私たちの曲です！」って堂々とパフォーマンスしていきたいですし、今の時代のAKB48の代表曲をたくさん作っていけたらいいなと思います。

――八木さんは18期研究生ですが、19期がいて、今後オーディションで20期が入ってきます。いろいろと変化の時期でもあると思いますが、今後の活動についての意気込みを聞かせてください。

八木愛月：はい。今は研究生という立場で活動させていただいてるんですけど、いつか正規メンバーになって、グループを引っ張っていくメンバーの一人になりたいなって思います。今の研究生にも魅力的な子たちがいっぱいいるので、たくさんの方に知ってもらいたいですし、先輩方にも「後輩たち、ちゃんとやってるな」って思ってもらえるくらいに頑張りたいです。

――ここに17期生佐藤綺星さん、18期研究生の八木さんがいて、さらに今は19期研究生もいて層がどんどん厚くなってきていますが、16期生の山内さんは中心世代としてどんなことを思っていますか？

山内瑞葵：ゆきりんさんがいらっしゃった時に、「もっと自分の意見を言っていいんだよ。ずっきーもダンスの面でも心配ないから引っ張っていってね」ってアドバイスしてもらいました。その言葉のおかげで、ちょっとずつ自分でもリハーサルの時に質問をしたり、「メンバーでここをそろえたい」っていう意見も言えるようになったので、もっとメンバーにも自分の意見を伝えて、引っ張っていきたいと思います。グループとしては…バズりたいです！

倉野尾成美：ホント、それ！(笑)

山内瑞葵：今の私たちができることを全部やって、この勢いを見てもらえれば。そのためのきっかけをたくさん作っていきたいです。

――そんなキッカケを作るためにも新曲「恋　詰んじゃった」は重要なシングルだと思います。そんなシングルのセンターを任された佐藤さんの意気込みと今の心境も聞かせてください。

佐藤綺星：今までファンとしてもメンバーとしてもいろいろな“センター”を見てきました。曲ごとにセンターを任された方の色が楽曲に表れると思っているので、私も「誰々みたいなセンターになろう」とかあんまり考えずに、自分らしく頑張っていこうというのが今の一番の目標です。「こうなりたい」とか憧れとか目標はあるんですけど、先輩のまねをしても自分の色が出ないと思うので、今の自分をさらけ出すつもりで、「AKB48が楽しい」とか「ダンスが楽しい」とか素直な気持ちを前に前に出して、AKB48の魅力を感じてもらいたいです。

――それともう一つ、新曲「恋　詰んじゃった」の初披露が6月24日の音楽番組「CDTVライブライブ」でしたが、その日に20歳になられたということなので、20歳の抱負も聞かせてください。

佐藤綺星：20歳の抱負は…、20歳になるまでにセンターに立ちたいという目標があって、それがギリギリでしたけどかなうことができました(笑)。今、20期のオーディションが行われています。私たち17期の前は5年くらい開いてるんですけど、17期の後は18期、19期、20期とすぐに後輩ができるようになって、どんどん先輩方と後輩たちの真ん中になっていくと思うので、20歳になりましたし、私ももっと自分の意見が言えるようになりたいです。20歳らしく新しい魅力も出していきたいです。ドラマ「星屑テレパス」では主演もさせてもらっているんですけど、そんなふうに活動の幅を広げて、20歳はAKB48のためになることをいっぱい挑戦したいなって思っています。