日向坂46の四期生が出演する日本テレビ系音楽バラエティー番組『日向坂のミュージックパレード』(毎週火曜深夜24時59分～)が、28日に放送。正源司陽子が語るボーカロイド知識に感心が集まる中、平尾帆夏が暴露した正源司の奇妙な行動にメンバーが驚愕する場面があった。

日向坂46四期生のテレビ初冠番組『日向坂ミュージックパレード』は、「アニメフェスのお客さんに聞いたアニソンランキング」や「アイドル好き芸人が選ぶ最強アイドルソングランキング」など、限定されたテーマのランキングをもとに、メンバーが歌唱パフォーマンスを行う番組。

28日放送のテーマは「踊り手使用楽曲ランキング」。「踊り手」とは、既存の楽曲にオリジナルの振り付けをつけて踊った動画を配信サイトに投稿する人たちのこと。そんな踊り手が使用する楽曲のランキングには、SNSで話題となっている『人マニア』(原口沙輔)や、TikTokで火が着き大ブレイクした『わたしの一番かわいいところ』(FRUITS ZIPPER)がランクインしている。

ランキングを見ていく中、「重音(かさね)テト」というバーチャルシンガーが話題になると、正源司のボカロ愛が爆発。「ボーカロイドというのはヤマハの音声合成ソフトで、『重音テト』は別の音声合成ソフト(UTAU)のキャラクターなのでちょっと違う」と、一般的に認知されているボカロと「重音テト」の違いを説明し、「同じキャラクターでもマスター(創作者)によって、全然違う楽曲が生まれるのが、ボーカロイドの魅力だと思います」と、語った。

スタジオが正源司の解説に感心する中、「普段からボカロ楽曲を教えてもらっている」という平尾帆夏から、正源司の奇妙な行動についてタレコミが。「前に陽子の家に遊びに行った時、真っ暗な部屋の中、ロウソクを一本置いて、二人でおすすめのボカロ曲を聴いた」という、にわかには信じがたい行動を激白。正源司は「やってない！」と即座に否定したが、彼女の「奇行」はそれだけにとどまらないようだ。竹内希来里からは「マシュマロも焼き始めるんですよ」という新たな証言が。3時のヒロイン・福田麻貴からは「何か降臨させようとしている？」と、儀式めいたボカロ楽曲との向き合い方にツッコミが入った。

他の坂道グループだと、乃木坂46の5期生・井上和もボカロ愛の強さを公言している。『超・乃木坂スター誕生！』(日テレ系列／毎週月曜深夜24時59分～)では、井上によるボカロの魅力プレゼンや、5期生に歌ってほしいボカロ曲を選び、実際に歌ってもらうなどして、番組MCのオズワルド・伊藤俊介からは「和(なぎ)P」と命名されていた。今回、日向坂46から新たなプロデューサー「しょげＰ」が見つかり、坂道の垣根を越えた「ボカロP」コラボの機運が高まっている。

SNSでは「『P』とかじゃなくて、マスターって言うあたり、ガチすぎる」や「正源司のボカロを聴く会、怖すぎる」と、ボカロへの愛が強すぎるあまり、メンバーに恐怖体験をさせやしないかという心配の声が上がっていた。

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