乃木坂46の3期生・久保史緒里がパーソナリティを務めるラジオ番組『乃木坂46のオールナイトニッポン』が5月22日(水)の深夜に放送された。久保の推し球団である楽天イーグルスがソフトバンクホークスに大敗を喫した話題が振られると「今日は話さないよ！」と、声を大にする場面があった。

5月22日放送の『乃木坂46のオールナイトニッポン』は、一週間の振り返りからスタート。久保は5月21日(火)に行われたMrs. GREEN APPLEとの対バンライブや、16日、18日に放送されたラジオ特別番組『マネージャー対抗　乃木坂野球部交流戦！』を振り返った。メンバー内にもファンが多く、「みんな緊張していた」という「ミセス」との共演を楽しそうに語る久保だったが、スタッフから「今週のイーグルス」のワードが飛び出ると雰囲気が一変。

「なに、なんかあったんですか！　え、話しませんよ！」と、急に強い口調に。続けて「私、気付いてんだよ。私の思い込みだったら申し訳ないんだけど、普段この番組を聞いていないソフトバンクファンの皆さん今日聞いてるでしょ！」と、ソフトバンクファンを名指しで「口撃」するという展開になった。

というのも、久保の推し球団である楽天は、放送日の22日は「12対0」、前日の21日は「21対0」でソフトバンクホークスに大敗。連日の大負けに、これまでラジオで散々楽天の話をしてきた久保も触れないようにしていたが、スタッフからのひと言で久保の抑えていた感情が爆発。

「今ニヤニヤしているリスナーの方がラジオの前にいると思ってて。『今日はリアルタイムで聞いてやろうかな』とか、『久保、オープニングから何分で野球の話するのかな』って。そんな簡単に話さないよ！　思い通りにいかないんだから！」と、リスナーにまさかの「八つ当たり」。

一通りリスナー相手にまくしたてた久保だったが、冷静さを取り戻し「21対0」となった試合の日を振り返った。その日、久保は前述の対バンライブ出演のため、途中経過を見ていなかった。その後、楽屋に戻った際に試合結果を確認し、楽天の惨劇を知ったようで、隣にいた西武ライオンズファンの向井(葉月)からは「これ、2軍じゃなくて？」という辛辣なひと言が。

しかし、楽天を愛する久保はファンの鑑となる言葉を残した。

「全然諦めてないし、今日もずっと見てた。信じてるから。一番苦しいのは選手たちじゃないですか。だから応援あるのみ」と、共に最下位争いで苦しむ西武ファンの向井と共に、推し球団を応援し続けることを誓い合ったようだ。

SNSでは「楽天の大敗で、野球の話が短時間で終わってしまった」、「久保ちゃんのメンタルが削られていく」と、心配の声が上がった。

6月15日には楽天の本拠地・楽天モバイルパーク宮城で始球式を務める久保。ラジオではキャッチボールや投球練習を開始し「肩が仕上がってきた」と報告している。

ちなみに、乃木坂46のメンバーが始球式を務めると、先頭打者ホームランが飛び出すというジンクスがある、とファンの間でささやかれている。昨年4月に久保が楽天の本拠地で登板した際は、日本ハムファイターズの松本剛選手がホームランを放っている。久保が悪いジンクスを破り、不調続きの楽天に気合を入れる投球ができるか注目だ。

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