【BUBKA10月号】RHYMESTER宇多丸のマブ論

RHYMESTER宇多丸のマブ論

休載してる間にまた、いい曲たち出まくってました!

先月はまたしても勝手ながら休載とさせていただき、誠に申し訳ありませんでした! ちなみに、7月29日のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』内で、「本来なら今月のマブ論でピックアップしていたはずの曲たち」としてオンエアしたのは、アンジュルム『はっきりしようぜ』(スターダストレビューのカバー!)、寺嶋由芙のアルバム『サバイバル・レディ』から『恋の大三角関係』のカップリングでもあった『君も好きだったんだね、夏』、CYNHN(スウィーニー)『2時のパレードKan Sano Remix』、ヨネコ改め「ん・フェニ」の『SUMMER IS OVER』、川上きららのアルバム『Candy Sweetie Coat』から『響けカンパーナ』でした。

ということで今回は、その放送の中でも「来月分の目玉」と言及したこの2作から……。

まずはやはり、フィロソフィーのダンス『ダブル・スタンダード』。二枚目なストリングスと躍動するベースラインも華やかな王道四つ打ちディスコに、これでもかとばかりにグイグイとエモーションが高まってゆく「味の濃い」展開がつるべうちされる、まさに現行フィロのスど真ん中路線!な一曲。作編曲を手掛けた野井洋児のプロフェッショナルな仕事ぶりが際立ちます。オリジナルよりグッと低体温化した『テレフォニズム(Night Tempo Melting Groove Mix)』も、流石の心地好さ!

元モーニング娘。鞘師里保のソロデビューEP『DAYBREAK』は、期待以上に本人の持つポテンシャル、そのスケールのデカさを感じさせる力作。orange spottingによるソウルフルなミッドテンポ・チューン『Puzzle』も素晴らしいですが、当連載としてここで一曲選ぶとしたらやはり、お馴染み宮野弦士が手掛けたクールな四つ打ちシティポップ『Find Me Out』しかない!どちらにもそこはかとなく、90年代末~2000年代初頭あたりの「クラブミュージックの影響をJポップ的に消化/昇華した女性ヴォーカル物」(例えば唐沢美帆の一連の作品など)に通じる匂い、洗練を個人的には感じて、興味深いです。

――記事の続きは絶賛発売中の「BUBKA10月号」にて!

関連記事

BUBKA RANKING23:30更新

  • 連載・コラム
  • 総合
  1. すべての球団は消耗品である「#3 1999年の野村阪神編」byプロ野球死亡遊戯
  2. 吉田豪による「鈴木エイト×ロマン優光」スペシャルインタビュー
  3. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  4. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  5. Uインターの生き字引 鈴木健が語る 髙田延彦vs北尾光司戦の真実
  6. 日向坂46上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世「いつかそこにたどり着くまで」【BUBKA12月号】
  7. 乃木坂46弓木奈於、B級ニュースで話題の“ナカジマさん”「ナカジマさんっていう名前じゃなかった」
  8. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  9. ヒャダイン的サ道探求記「狂い焚きサウナロード」本八幡レインボーで見えた虹の架け橋
  10. 【BUBKA2月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#7 野村陽一郎
  1. 新人グラドル浅倉れいか、女子高校生を思わせる初々しさと豊満美ボディーのギャップ
  2. NEO妹系グラドル榑林里奈、えちえちナースに扮してハードグラビアの本領発揮
  3. 元ミニスカポリス鳥住奈央、はち切れんばかりのイケない管理人さんを熱演…大人の魅力で誘惑
  4. #ババババンビ・岸みゆ「恥ずかしさもありましたけど…」水着を取った大胆カットがネット書店特典生写真に
  5. “グラマラスビューティー”藤川めい、手ブラなど過去最大の露出にチャレンジ
  6. 「ミスENTAME2024」江里口さよ、家庭教師から看護師、グラビアアイドル本人役まで8キャラクターで魅せる
  7. 乃木坂46梅澤美波「怖がりはやっぱり圧倒的に遠藤さくらちゃん」箱の中身対決で明らかに
  8. 現役女子大生 百瀬心美、グラビアデビュー作で圧倒的なビジュアルと抜群のスタイルを解禁
  9. 新人グラドル森くるみ、ロリータフェイスと極上のスレンダーボディーでグラビアDVDデビュー
  10. 異次元ボディーで人気…永瀬永茉、生徒を優しく導く理想的な先生を演じるグラビア作品