2022-11-05 06:00

RHYMESTER宇多丸のマブ論、今月もまたまた傑作大渋滞で「実質10曲チョイス」

RHYMESTER宇多丸のマブ論

いつも言ってるけど今月も、豊作過ぎて大変だ! 作詞作曲編曲tofubeatsの先行配信曲『フィロソフィア』(当然悪いわけない)を含むフィロソフィーのダンスのEP『Red Carnival』はリリースがジャスト〆切日だったので来月回しにするとして、それでも10月号に続いて実質10曲チョイスということにしないと、とても量と質に追いつかない状態。

まずは何しろ、HALLCAのEP『Seaside Bar』…… 本人の作詞作曲に加え、Especia期からの盟友たるBlackstone VillageとPellyColoが半分ずつアレンジを手掛けるという鉄板のシフト! Blackstone Villageによる冒頭の四つ打ち『Dream Dancer』も最強でしたが、ここで一曲選ぶならやはり、フュージョン感覚がひたすら気持ちいいPellyColoトラックにHALLCA十八番の浮遊するメロディが最高に映える、『Inner Heaven』を。

フュージョンという意味ではさらにガチなのが、CIRGO GRINCO『Shooting Star』。何しろ作編曲は、フィロのス『ドント・ストップ・ザ・ダンス』リミックスも鮮烈だったDIZOLVEのドラマー山本真央樹! バチバチにキメが入る彼らならではのアクロバティックな曲展開に、パワフルな歌詞をビシッと乗せてみせたジェーン・スーもお見事。

Negicco・Megu の『白いスターダスト』は、324P(さよならポニーテール)がプロデュースしたミッドテンポのウィンターソング、昨年の『So good』と連なる(つまりハルカリ『ドライバーズ・ライセンス』とも通じる)ドリーミーなムード、アンニュイなラップがたまらない!

アンニュイな表情と言えば、虹のコンキスタドールやでんぱ組.incを経て現在はVtuberとなった根本凪のEP『lume dispica』収録曲、cat nap作詞作曲『ラベンダーミルクの思惑』も素晴らしかった。

――まだまだ続く記事は発売中の「BUBKA12月号」で!

宇多丸|ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー。放送業界の最高栄誉「ギャラクシー賞」を受賞するなど、メディアでの活躍もめざましい。

BUBKA12月号 コラムパック
Amazonで購入

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

えなこが表紙を飾るBUBKA (ブブカ) 2022年 12月号
Amazonで購入

ノイミー蟹沢萌子と冨田菜々風が表紙を飾るBUBKA (ブブカ) 2022年 12月号 セブンネットショッピング限定版
セブンネットショッピングで購入

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING5:30更新

  1. すべての球団は消耗品である「#3 1999年の野村阪神編」byプロ野球死亡遊戯
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  4. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  5. Uインターの生き字引 鈴木健が語る 髙田延彦vs北尾光司戦の真実
  6. 【BUBKA2月号】天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第38回「蝶野正洋」
  7. 吉田豪新連載「what’s 豪ing on」Vol.2 向井秀徳
  8. 乃木坂46与田祐希「『難しいからやらない』『あきらめる』っていうのは絶対違うなと思う できる限りは全力で挑戦したいなって思います」
  9. 天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第46回「渕正信」
  10. ハチミツ二郎×掟ポルシェ対談…孤高のショーストッパーの生還
  1. 39年前のサザンの名曲がCMソングに…綾瀬はるかと河合優実が初共演
  2. 乃木坂46・遠藤さくらに齋藤飛鳥の影!?ドームツアーで放った圧倒的存在感の理由
  3. 「ひなたフェス2024」がついに開幕!野外ライブでブチ上がる楽曲『キツネ』の合法的飛び跳ね方のススメ
  4. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  5. HKT48『僕はやっと君を心配できる』MV公開!Wセンター石橋颯「胸がぎゅっとするようなメンバーの表情がたくさん」
  6. 乃木坂46田村真佑&池田瑛紗、“期の最年長”ペアが語るグループの現在地
  7. 日向坂46「ひなたフェス2024」開催直前!大興奮の松田好花が「見ないでほしい」ほど恥ずかしいものとは!?
  8. 鈴木みのるインタビュー、帝王・高山善廣のこれまでとこれから
  9. 乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」7公演総動員数26.5万人…聖地 明治神宮野球場で終了
  10. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!