乃木坂46林瑠奈さんの飛躍の根底にある“2つの強み”

乃木坂46・林瑠奈さん
撮影/青山裕企

乃木坂46に加入して2年が経過した林瑠奈さん。当初は『新4期生』のくくりで呼ばれていましたが、いい意味でその呼ばれ方もされなくなり『4期生』の肩書きを胸にグループの一員として活躍しています。

中学3年生の14歳という若さで、2018年開催の坂道合同オーディションを受けた林さんは、その年に乃木坂46に加入した4期生とは別の道のり『坂道研修生』を経て、2020年に乃木坂46へと配属されました。私が最初に彼女を知ったのは、このオーディションのSHOWROOM審査です。多くの候補生がいる中で、エントリーNo.8林瑠奈さんが目に留まりました。周りの候補生たちが視聴者と明るくコミュニケーションを取っているのに対し、彼女だけはどことなく暗い雰囲気を漂わせていたのです。

それもそのはず、林さんは心を閉ざすほどのつらい中学校生活を送っていました。中学3年生のときに出会った担任の先生によって心を開いていったのですが、「見返したい人がいる」と打ち明けるくらい人間関係に苦しんでいました。しかし、乃木坂46加入後は別人のように明るくなった彼女。その大きな変化に私は驚いています。

SHOWROOM審査での林さんは、視聴者からのリクエストや質問に対し、答えたくない内容には「NO」とハッキリ言える人で、オーディションの段階でそのようなことが言えるところにも私は魅力を感じていました。寺田蘭世さんが卒業し、ニッカンスポーツ・コムの連載コラムを林さんが引き継ぐことになったのは、周りに流されない意思の強さと独自の感性を持っていたからだと思います。

「BUBKA5月号」表紙を務める乃木坂46・田村真佑

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