おじさまたちを手玉に取る橋本環奈の“ほぼ”自然体な博多弁

橋本環奈
1st写真集「Little Star-KANNA15-」より

先日の『徹子の部屋』では散々な目に遭った橋本環奈(参照記事:橋本環奈に待っていた悪夢のような“振り”)。しかし、1月24日オンエアの『しゃべくり007』ではどんな結果を出すのか? 個人的にはリベンジマッチの気持ちで見守ることにした。

今回は「究極の2択クイズ」と題して、グルメや雑学などにまつわるクイズを福岡県出身の橋本環奈本人が出題するという。スタジオに登場するや、「福岡県の新たな魅力を知ってもらえるよう、趣向を変えてクイズにしてきたった~い!」と博多弁でエンジン全開。これにはくりぃむしちゅーなど出演者一同、「かわいい♡」と目尻を下げるしかない。

このクイズ、2択のためAとBの答えが用意されているのだが、橋本環奈はその度に博多弁を駆使してくれるからたまらない。「ファイナルベッツでよかと?」といちいち聞いてくれるのだ。その度にカメラは橋本環奈をアップにする。

言ってしまえば、これもまた番組側にやらされているわけだが、カメラ目線での博多弁を要求された『徹子の部屋』と比べれば遥かに自然体だ。純度100%に近い橋本環奈というわけではないだろうが、福岡以外の人が勝手に思い描いている「かわいい子が使う理想的な博多弁」が産地直送されている。出演者の魅力を引き出す。番組が考えなければならないことはクリアされている。こういうクイズ番組が毎週放送されていたら、最高画質で録画するしかない。

ひとつだけ苦言を呈するならば、うどんや福岡ソフトバンクホークスの問題ばかりではなく、橋本環奈にまつわるクイズも出題するべきだったということ。舞台『千と千尋の神隠し』の宣伝のためとはいえ、せっかく橋本環奈が降臨してくれるのだからもったいないではないか。彼女のことを知りたい視聴者もいるはず。人間性が分かるデータや瞬間を垣間見たいのだ。

文●堀越日出夫

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