【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”

――この曲は女子校生、クラブで遊んでる女の子、人妻の3人と、DABOと思しき男性の関係がテーマになってるよね。

R-指定 3人の女性の解説が曲の冒頭であるんですよね。例えば女子校生のキョーコだったら、「黒髪の少女」とか「ギャル雑誌デルモ」ってリリックが最初にくるから、「『GTO』の雅みたいな感じかな? じゃじゃ馬的な感じなんかな?」みたいなイメージが湧く。3ヴァース目の人妻イズミもすごいですね。〈彼女の名はイズミ いわゆる行きずり 名の如くシーツはずぶ濡れグリスリー〉……要は爛れた関係というかね。〈日影の身ならNoリス
キー I’m A Mothafuckin’ P-I-M-P フダツキー〉の〈I ‘m A Mothafuckin’ P-I-M-P〉なんかは50Centの“P.I.M.P.”っていう曲を持ってきたりして。この〈日影の身なら〉っていう表現が入ってくるのもDABOさんの妙ですよね。

――「公に出来ない」ことを表す慣用句だけど、なかなか使わない言葉だよね。

R-指定 でも俺はアウトローやから、人妻とこういう遊びをしても大丈夫だぞっていう。今みたいにラッパーが公に知られてきたりするとこういうことをしたらもう……(笑)。

――人妻と不倫でアウト、女子校生でお縄ですよ(笑)。

R-指定 〈ダンナは出張中はるか遠くおフランス 知らぬが仏さ自慢のワイフは〉って部分は「フランス」と「仏」、フランスの漢字表記がここで掛かってるんですよね。

関連記事

BUBKA RANKING23:30更新

  • 連載・コラム
  • 総合
  1. すべての球団は消耗品である「#3 1999年の野村阪神編」byプロ野球死亡遊戯
  2. 吉田豪による「鈴木エイト×ロマン優光」スペシャルインタビュー
  3. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  4. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  5. Uインターの生き字引 鈴木健が語る 髙田延彦vs北尾光司戦の真実
  6. 日向坂46上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世「いつかそこにたどり着くまで」【BUBKA12月号】
  7. 乃木坂46弓木奈於、B級ニュースで話題の“ナカジマさん”「ナカジマさんっていう名前じゃなかった」
  8. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  9. ヒャダイン的サ道探求記「狂い焚きサウナロード」本八幡レインボーで見えた虹の架け橋
  10. 【BUBKA2月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#7 野村陽一郎
  1. 乃木坂46梅澤美波「怖がりはやっぱり圧倒的に遠藤さくらちゃん」箱の中身対決で明らかに
  2. テレ東・田中瞳アナ、初のフォト&エッセイ発売決定「恥ずかしいけれど見てみてください」
  3. 乃木坂46遠藤さくら「ライブの熱量をそのままDARSに」、菅原咲月「一回り成長した姿を」アンバサダーとしての意気込みを語る
  4. 櫻坂46「三期生ライブ」東京公演が終了!かつて「新参者」と呼ばれた11人がたどり着いた現在、そして未来
  5. 日向坂46正源司陽子VS藤嶌果歩『絶対的第六感』Wセンターによる二度目の直接対決にも注目
  6. 櫻坂46谷口愛季「今、こっちに行っちゃったんです!」根っからの“負けず嫌い”発動も完敗
  7. 乃木坂46松尾美佑&中西アルノの意外な関係性に一同驚き「新たな発見がありましたね」
  8. 日向坂46加藤史帆&小坂菜緒のサプライズ登場にWセンター・正源司陽子&藤嶌果歩がエンジン全開
  9. 櫻坂46、10thシングル「I want tomorrow to come」発売決定!次回『そこさく』でフォーメーション発表
  10. 乃木坂46「真夏の全国ツアー」プレイバック!5期生センター経験者・井上和と中西アルノの絆