【BUBKA1月号】侍戦士と振り返る、80、90年代の豪快プロレス黄金時代…越中詩郎

11月30日に発売された「BUBKA1月号」より、話題のコラム記事を抜粋して紹介する。

プロレスラー越中詩郎にインタビュー
写真提供=平工幸雄

80~90年代のプロレス界はまさに激動であった。ファンは歓喜し、それに鼓舞された選手たちの熱も一層高まっていた。もちろん激動だったのはリング上だけではない。リングを降りても怪物たちの豪快さは健在。当時の全日本、新日本を知る彼に、その豪快で華々しい時代を振り返ってもらった。

長州からの金言

――越中さんは、1979年に全日本プロレスでデビューということで、まさに激動の80~90年代のプロレスを全て体感してきたわけですよね。

越中 そうですね。俺も現役なんで、まだ過去を振り返って総括みたいなことはしたくないけど、やっぱりやってて楽しかったですよ。

――ファンにとって最高の時代でしたけど、選手も楽しかった、と。

越中 そういうのはお客にも伝わったんじゃないですか。当然、辛いこと、厳しいことの方が多いけど、楽しくなきゃ続かないもんね。自分なんかは、時代にも恵まれたと思いますよ。アントニオ猪木さんとジャイアント馬場さんが両団体のトップとして凌ぎを削ってた最後の頃を経験しているし。自分たちの上には、ジャンボ(鶴田)さん、天龍(源一郎)さん、藤波(辰爾)さん、長州(力)さんが高い壁としていてね。そういう先輩方がいたことも、僕らは幸せでした。

――越中さんは、その4人全員と深い関わりがありましたしね。

越中 それは言葉にできないくらいの影響力で、自分の体に植え付けられたと思うんですよ。新日本では最初、藤波さんのグループ(ドラゴンボンバーズ)にいて、あとから長州さんが来て。天龍さんとはWARとの対抗戦で何度も何度も闘ったし。

――鶴田さんとは直接対戦することはありませんでしたけど、若手の頃は、よく行動を共にしていたんですよね?

越中 そう。プロレス業界でのいろはを教えてくれたのがジャンボさんだから。僕はプロレスのキャリアの中で、入門してから何年間かジャンボさんと同じ屋根の下ですごしたっていうのは、本当に貴重な体験だったと思いますよ。

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