【BUBKA12月号】天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第36回「武藤敬司」

だから初めて武藤のIWGPに挑戦する時(99年5月3日、福岡国際センター)に「ベストバウトを狙う」って言って、実際にその年のプロレス大賞のベストバウトになったけど、それぐらいの自信はあったよ。

武藤の間の取り方は、間延びしているわけでもなく、急ぐわけでもなく、ホントにジャストタイミング。あのジャストタイミングが「グッドレスラー!」って言われる所以だと思うんだよね。あれは天性のものだよ。メロディーを聞いて心の中でリズムを取れるか、右から左へと流れていくかっていうのと一緒だよ。だから勝っても負けても、武藤と試合やって嫌な思いをしたことはなかったよ。

ベストバウトを獲った福岡の試合ではコーナーに上がってのスパイダー・ジャーマンとか雪崩式フランケンシュタイナーをやったけど、やっぱり武藤敬司と試合をすると“武藤にアッと言わせてやろう!”っていう気持ちが起きるんだよね。“こいつに目にもの見せてやろう”っていう気持ちを起こさせてくれるレスラーだよ。

――記事の続きは発売中の「BUBKA 2021年12月号」で!

天龍源一郎|1950年生まれ、福井県出身。1963年に大相撲入り。1976年のプロレス転向後は「天龍同盟」での軍団抗争や団体対抗戦で日本・海外のトップレスラーと激闘を繰り広げ、マット界に革命を起こし続ける。2015年の引退後もテレビなど各メディアで活躍中。

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