「ノイミー」永田詩央里のソロパフォーマンスから感じた情景


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15日、ツアー広島の夜公演にてソロパフォーマンスを披露した「≠ME」永田詩央里
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指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ「≠ME」(ノットイコールミー/通称ノイミー)が開催する、『≠ME全国ツアー2024「やっと、同じクラス」』。その広島公演が、15日、上野学園ホールにて開催された。今回は、夜公演での永田詩央里のソロパフォーマンスについてレポートする。

本ツアーは凱旋公演となっており、全国8カ所のメンバーの出身地を巡る。各公演内で出身地のメンバーは1曲ソロパフォーマンスをすることになっており、加入前にダンススクールで習っていた曲を歌ったり、憧れだった存在のソロ曲を歌ったりと、披露する楽曲はメンバー自身が思い入れのある曲になっている。そのため、回を重ねるごとに「次の公演であのメンバーは何の曲を披露するのだろう?」と胸を膨らませるファンも多い。

グループの中で広島出身となるのは、河口夏音と永田詩央里の二人。そのうち、河口は昼公演で乃木坂46の『13日の金曜日』を披露。ホラー映画が好きな彼女らしい選曲となった。

続く夜公演。2000人弱が固唾を呑んで見守る中、真っ暗なステージから眩いスポットライトに照らされて登場した永田。流れたイントロは、STU48の『暗闇』だった。

広島県出身の彼女が、瀬戸内の空気感を思わせ、夢と現実の葛藤を歌ったこの曲を選んだこと。それを瞬時に理解するや否や、観客からはざわめきが起こった。

少し緊張しながらも凛とした表情で真っ直ぐに前を見据え、芯のある歌声と力強いダンスを披露した。

まだ”アイドル”という肩書がなく、何者にもなれない自分を持て余していた学生時代。ただの少女だった彼女がこの曲を聴きながら見ていた街の景色と、そこで抱えていた感情とはどんなものだったのか。そして、東京に移り住み変化してゆく自分自身や周囲に時に戸惑いつつも、理想の姿を模索しながら挫折と努力を積み重ねて過ごした5年間。それらを経た今だからこそ、彼女はどんな気持ちでこの場所に立っているのか――。そんな情景に思いを馳せずにはいられない、数分間のパフォーマンスだった。

その後のMCでも、すごく緊張したとはにかみながらも、普段はあまり表に出せない感情が歌われているのもこの曲を選んだ理由の一つだと話した。

次はいよいよツアーファイナル。7月15日に、グループ最大規模となる神奈川・横浜アリーナで2公演開催される。メンバーそれぞれが一体どのような思いを抱えながらパフォーマンスが披露されるのか、そして着実に階段を登り続けるグループがどんな表現を見せてくれるのか、ますます目が離せない。

■永田詩央里オフィシャルX
https://twitter.com/nagata_shiori_

■永田詩央里オフィシャルInstagram
https://www.instagram.com/nagata__shiori/

「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より

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