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【BUBKA 2017年8月号】 Negicco 『Road to Budokan -約束の草原を目指して-』Vol.18

「勝算ナシ」で動き出した矢先に社長が愕然!? 突きつけられる現実、新潟と東京の温度差
2011年のアイドル・ブームの最中に立ちがあったT-Palette RecordsにNegiccoは加入することになった。
レーベル代表の嶺脇、Negiccoのプロデューサーの熊倉、両者は口を揃えて、「勝算はない」と言った。
着実に変わりつつある環境の中で、新潟と東京の“差”を痛感する出来事が起きる──。

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Negicco 『Road to Budokan -約束の草原を目指して-』Vol.18
 
 震災直後、涙のライブ
 
 2011年6月3日。
 タワーレコードはアイドル専門レーベル『T-Palette Records』を立ち上げた。
 発足記者会見に出席し、記念ライブのステージに立った所属アーティストはNegicco。そして徳間ジャパンコミュニケーションズからの「レンタル移籍」という異例の形で所属することになったバニラビーンズの2組だった。
 この会見の席上で、社長の嶺脇はNegiccoとはじめて顔を合わせる。前号で詳しく書いたように、NegiccoのT-Palette所属に関して、嶺脇はまったくのノータッチ。当日、楽屋で挨拶しそびれてしまったこともあって、いきなり会見の席上が「社長」と「アーティスト」としての初対面となった(もちろん、これまでにも「ヲタ」と「アイドル」としての接点はたくさんあったわけだが)。
「ほかにもいろいろと話はあったんですよ。今、第一線で活躍しているアイドルグループとも、かなり詰めた話をしていましたしね。ただ、レーベルを立ち上げる段階で、ウチに体力がそんなになかったこともあり、うまく交渉がまとまらなかったりしたんですよね。
 Negiccoとバニラビーンズは、本当に偶然ですけど、ほぼ同時に話が決まっているんですよ。バニビの関係者と『今度、ウチのレーベルからNegiccoというローカルアイドルのCDをリリースしようと思っているんですよ』と話していたら『それは面白いですね! ぜひ仲間に入れてくださいよ』と。
 それがたしか2011年の1月ぐらいのことだったと思います。スタートはこの2組で行こうと最終的に決まったのは4月か5月か。本当にギリギリまで調整を続けていたんですよ、水面下では」(嶺脇社長)
 2011年といえば、AKB48を頂点として、アイドルブームが爆発しかけていた時期。まさに最高のタイミングでの船出となったわけだが、嶺脇は「勝算? いやぁ、そんなものはなにも考えていなかったですよ」と語る。
「もちろん、やる以上は成功させなくちゃいけないし、そのための努力や仕掛けはしてきましたけど、ウチがレーベルを立ち上げたからといって、業界の流れが大きく動くようなことにはならないじゃないですか?
 そもそも、NegiccoのCDがしっかりと流通していないから、もっと多くの人たちに聴いてもらいたい、というのが出発点だったわけで、勝算とかそういう次元の話ではないですよね」(嶺脇社長)
 そのあたりはマネージャーの熊倉も「勝算とかは考えてなかった」と声を揃える。
「いや、まぁ、タワーさんから声をかけていただいてラッキーだな、とは思いましたけどね。正直な話、東京のイベントなどで注目されるようになってきたので、いろいろとお誘いがあるんじゃないかと期待していたんですよ、レコード会社から。
 ホラ、音楽業界の人たちって、いろいろとアンテナを張っているじゃないですか? NHKとかTBSに取材してもらって、それが放送されることで、どこかのアンテナにひっかかるんじゃないかな、と思っていたんですけど、まったくお声がかからなかった(苦笑)。
 そんなタイミングでタワーさんから話をいただいたので、ありがたかったですよね。それと同時に、あの子たちに対しては、いままで本当に申し訳なかったな、と。
 結局『CDを出します』と言ったって、それまではCDだけを地元のプレス屋さんにお願いして、ジャケットはオンデマンドで刷っていたわけですよ。で、ライブの前日にスタッフとジャケットを折って、パッケージに封入する。それを手作業でやってましたから。『明日は100枚ぐらい持っていく?』『いや、50枚もあれば十分でしょ』みたいな話をしながらね(笑)。
 
ーー記事の続きはBUBKA 2017年8月号にて。
 
【関連記事】【8月4日発売!】結成14年の「挫折」と「栄光」『Negiccoヒストリー Road to BUDOKAN 2003-2011』
 
2003年に結成された新潟在住アイドル・ユニット。メンバーはNao☆、Megu 、Kaede。 現在「にいがた観光特使」を務める。これまでに西寺郷太、矢野博康、小西康陽、田島貴男、池田貴史、土岐麻子、さかいゆう、堂島孝平などのアーティストから楽曲提供を受ける。昨年2016年は中野サンプラザ、NHKホールでのワンマンライブ、新潟苗場にて2daysワンマン「私をネギーに連れてって in Naeba supported byサトウ食品」を行った。2017年春にはZepp DiverCityをファイナルとしたライブハウスツアー「SPRING 2017 TOUR~ライブハウスのネギ~」を成功させた。
Negicco OFFICIAL WEBSITE http://Negicco.net/


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