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【BUBKA2017年8月号】月刊48グループマニアクス vol.111 第9回選抜総選挙 アナザーサイドSP『選対が戦う理由』

死闘決着! 熱狂と混沌が生んだ変化の全容
指原莉乃と渡辺麻友の最後の戦いが掲げられた今年のAKB48選抜総選挙だが、速報発表の〝NGTショック"は景色を一変させた。
推しを選挙に「勝たせる」一心で活動を続ける〝選対″へ与えた衝撃。
かつてない状況下で彼らは何を見たのか? (写真©AKS)

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【BUBKA2017年8月号】月刊48グループマニアクス 第9回選抜総選挙 アナザーサイドSP『選対が戦う理由』
 
 NGT躍進の真相
 
 AKB48グループにとって年間最大行事である選抜総選挙が、今年も幕を閉じた。それはつまり、立候補をした322人のメンバーのファン、中でも総選挙での活動に血道を上げる「選対(選挙対策委員会)」に所属する者たちの長きに渡る戦いも、一旦終結したということだ。
 ちょうど1年前、小誌における毎年恒例の総選挙特集で企画した選対への密着取材記事は、大きな反響を呼んだ。上位を狙うためには何をするべきなのか。なぜそこまで総選挙に入れ込むのか。そもそも選対とはどういった組織なのか。仲間を集め、資金を集め、推しメンのために数万票という数字を積み上げるという、ある意味常軌を逸した活動に身を投じる者たちの日々は、時にメンバーの物語以上にドラマティックだった。
 光があるから、影が生まれる。だが、その影が彼女たちをアイドルという存在として輝かせているのも揺るぎない事実である。今年もまた、彼らの声に耳を傾けていただきたい。
 まず、今回も総選挙をファンサイドからの目線で特集するにあたり、避けては通れないのがNGT48の大躍進というトピックである。特に速報では選抜圏内に高倉萌香が21667票で7位、本間日陽が25032票で5位、そして荻野由佳は55061票を獲得し1位に立った。荻野のこの数字は、過去の総選挙を振り返っても、速報での獲得票数としてはブッチギリで歴代最多である。これには各選対も驚きを隠せなかった。
「正直、信じられませんでした。NGT48のこの3人だけで10万票オーバーですから。NGT48のヲタが佐渡島であらたな金山でも見つけたのかと思いましたよ(笑)。まぁ、それは冗談としても、そのぐらいの衝撃でした。指原(莉乃)のところは別格として、選対の規模としては最強を競い合っている(松井)珠理奈とまゆゆ(渡辺麻友)に大差をつけて1位。一体何が起きているんだと思いました」(某メンバー選対)
「これは…… って感じでしたね。上位を狙う選対はそれこそ、前年の総選挙が終わった時点から、翌年に向けて動き出している。僕らに関して言えば、握手会がある度に総会を重ねて、議事録もとって、みんなの気持ちを一つにして選挙活動を続けて、ようやく選抜に手をかけさせてあげるところまで、持っていったんです。だからもう、こういう結果を出されてしまったことで、感情の行き場をなくしてしまいました」(高橋朱里選対)
 はっきりと言葉に出さないまでも、彼らが疑問を抱いているのは間違いなかった。無理もない。選抜入りを狙って総選挙を戦い抜くことの厳しさを誰よりも知っているのは、彼らなのだから。また、速報直後にNGT48モバイルサイトにおいて、推しメンを選択し投票を終えると、「投票を受け付けました」と表示される投票完了ページに移動するものの、そこからまた投票最終確認ページに戻り、もう一度「投票する」をクリックすると、何度でも「投票を受け付ました」と表示されるというエラーが発見されたことも、彼らの疑念に拍車をかけた。速報当日の夜遅く、運営サイドからはエラーは表示上のものであって実際に重複投票が行われた形跡も事実もないと発表されたが、昨年まで圏外だった3人が選抜圏内に飛び込んでくる というサプライズは各所に大きな波紋を呼び、選抜常連メンバーの選対たちも巻き込んで、ネット上はこの規模の投票がたった1日で、物理的に可能か否かという議論と検証で喧々囂々となった。
 我々はあくまで現場主体で取材をすすめたが、「彼女たちの選対が大々的に投票券を集めていたという話は耳にしなかった」「そもそも選対は存在しないのでは?」「モバイルからの投票にしても、あれだけの票数だとしたら必ず、呼びかけをやっている界隈があると情報は入ってくる」という意見が多く聞かれた。だが、その一方で興味深い話もある。
「僕も、ちょっとこれはありえないなと思って色々と探ったんですよ。そしたらどうも、内山奈月(元AKB48)ちゃんのヲタだった人たちが、ごっそり新潟に流れたんじゃないかという情報が入ってきて。これはなかなか手強いぞと思いました」(岡田奈々選対)
 内山奈月--熱心な本誌読者の方、もしくはAKB48現場をよく知る方はハッとする名前だろう。いつでも笑顔を絶やさないポジティブで努力家のキャラクターで、平均年齢高めのファンのハートをガッチリと掴み、総選挙では2014年に12749票を獲得して63位で初入選。翌2015年には前年を大きく上回る20437票を獲得、39位に輝いた。少数精鋭の選対は、現場の一部では畏怖を込めて「内山ロータリークラブ」と呼ばれており、知る人ぞ知る存在だった。また、より具体的なところではこんな証言もある。
「可能性としては〝柱"じゃないですかね。SKE48の卒業メンバーのヲタで、100本程度は余裕で持っている人たちの姿をNGT48のレーンでよく見かけていました。そういうみなさんの積み上げた数字なのかもしれません」(沖田彩華選対)
「大きな動きがなくても強い界隈には、大量の〝柱"を持っている人が多いと考えられますね。れいにゃん(藤江れいな=卒業生)のところとか、毎年2万票以上必ず入っていたじゃないですか。あれは〝柱"の基礎票があったからだと聞いています」(須藤凜々花選対)
 彼らの言う〝柱"とは、AKB48のファンクラブ『二本柱の会』のことだ。『二本柱の会』には一人で何口も加入することができ(この行為をファンの間では「柱を立てる」と言う)、その会費は初年度1480円、2年目以降は480円で継続することができる。そして、会員には一口につき毎年行われる『AKB48リクエストアワー』の投票権1票と、選抜総選挙への投票権1票が与えられる。つまり、資金さえあれば人知れず、いくらでも投票権を増やし続けることが可能なのだ。つまり、NGT48の得票数は決してありえない数字ではない。そして……
「僕は現在、1000本の柱を持っているんですけど、システムさえ組んでしまえば、クリック一つで1000票を20分程度で投票することが可能です。他にもやっている界隈はあるみたいで、『そのスピードは無理じゃないのか』と言われることもあるんですけど、実際にやってます(笑)。ある意味で総選挙は、各界隈にどれだけコンピュータースキルに強いエンジニアがいるかの戦いにもなってきましたね」(須藤凜々花選対)
「去年から今年にかけて、柱の会員番号が爆発的に増えているんですよ。去年の6月に立てた時は47万台だったのですが、今年は5月末の時点では60万台に突入していた。つまり、1年で13万近く柱が増えている。恐らく、総選挙期間中はさらに増えているはず」(チーム8ヲタ)
「今年のリクエストアワーでNGT48の『Maxとき315号』が1位を獲得したわけですけど、その得票数のケタが違ったという話が出回ったじゃないですか。これって総選挙への布石じゃないか、と背筋がゾッとしたのを覚えています」(現場系古参ヲタ)
 疑いだしたらキリはないし、システムに穴はなかったと誰もが納得のいく証明を運営サイドができているかといえば、そうではないだろう。だから、本誌は現場の生の声を可能な限り聞くことにした。その上で、もう一度言う。NGT48の得票数は決してありえない数字ではない。

 
--記事の続きは現在発売中のBUBKA 2017年8月号にて!

 
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