ブブカ

乃木坂46

【ブブカ10月号掲載】乃木坂46井上小百合インタビュー「ありがとうが言いたくて」

一目でアイドルと分かる井上小百合だが、実は彼女ほど人間味溢れる人はいないだろう。
悩んで、傷ついて悔やんで、それでも前へと進む姿をファンは見てきたはず。
「アンダーに戻った」、その事実だけでは彼女の現状は理解できない。
だからこそ今、彼女にこの2年間の思いを語ってもらった。
本誌掲載インタビューの一部をBUBKA Webでも公開する。

【PR】
【PR】

large.jpg
井上小百合(いのうえ・さゆり)
1994年12月14日
埼玉県出身 
ニックネーム/さゆにゃん


■私と万理華

──シングル『裸足でSummer』に収録された井上さんと伊藤万理華さんのユニット曲『行くあてのない僕たち』のショートムービー(特典映像)を拝見しましたが、掛け値なしに素晴らしい作品でした!

井上 本当ですか? うれしい! でも、この曲をいただいたときは、だいぶ泣きそうになりました。 

──どうしてですか?

井上 「私、行くあてないの?」と思って(笑)。

──あはは。今回のショートムービーを撮影するにあたって、事前に監督の湯浅弘章さんと1対1でお話したそうですね。

井上 はい。最初は万理華と私に密着した作品をつくるという話だったんですよ。

──選抜から外れてしまった人にスポットを当てたような?

井上 そうなんです。でも、私は、ファンの方を悲しませるようなものを作ってほしくなくて。というか、そういうのって他のアイドルの方もたくさんやっているじゃないですか。アイドルが辛いとか苦しいとか言っているのを私は見たくないので、湯浅さんと面談したときに今の自分の気持ちを話しながら、そういうのとは違うことができないかなと考えていました。 

──アイドルの苦悩や葛藤はさておき。 

井上 それって当たり前じゃないですか? 生きている人は誰しも苦悩や葛藤をしていると思うんですよ。なんか「自分だけが頑張ってます!」みたいなのって違うんじゃないかなと思ったので。 

──それよりも他のことがやりたいと。 

井上 はい。万理華とは別々で面談をやったんですけど、万理華も同じことを考えていたらしくて。私もどういう気持ちでアイドルをやっているかとか、そういうものが伝わる作品がやりたいと言いました。 

──そういう経緯があって、おふたりの演技経験をいかした作品になったんですね。

井上 そうなんです。お互いに芝居が好きなので、私たちにしかできないものをお願いしますって。 

──今回のショートムービーは、2年前の『あの日僕は咄嗟に嘘をついた』のMVの続編のようなストーリーですね。

井上 台本が送られて来た時点でボロボロ泣きました(笑)。今回も、『咄嗟』と同じように私の背中のカットから始まるんですけど、あれから2年後の私たちのストーリーが描かれていて......。

──井上さんは大学で演劇を続けているという設定でした。

井上 すべてが深いんですよ。『咄嗟』は映画の『櫻の園』のオマージュだったんですけど、今回、『行くあてのない僕たち』の中で演劇部が演じているのもチェーホフの『かもめ』で......。

──つながっているんですね。

井上 本当に湯浅さんすごい!と思って感動しました。 

──体育館のシーンは、おふたりともすごく自然体でした。

井上 あそこのシーンはもともと台本になかったんです。あの学校には『咄嗟』の 撮影以来2年ぶりに行ったんですけど、本当に懐かしくて。それで、万理華と「懐かしい!」って言ってたら、カメラが回りはじめて。だから、あそこはエチュードですね。でも、 台本に書かれたセリフひとつひとつが胸に刺さって、実際、現場でも泣くシーンじゃないのに涙がこぼれてしまうこともありました。

──演じながらいろいろな思いがこみ上げてきたんですか?

井上 屋上のシーンでは、万理華の「今日のこの瞬間もいつか笑えるといいね」というセリフに対して、本当は「うん」って返事をしなくちゃいけなかったんです。でも、あのときは「本当にそんな日が来るのかな?」「またこの場所に戻って来てしまったらどうしよう……」とか、いろいろ考えてしまって、どうしても「うん」という一言が言えませんでした。 

 

続きは現在発売中のBUBKA10月号で掲載

 

 

nogizaka.jpg

乃木坂46(のぎざかふぉーてぃーしっくす)

日本の女性アイドルグループ。2011年8月から活動を開始。同じプロデューサーで、グループ名も似ているが、AKB48とは全くの別グループ。むしろライバルという立ち位置で、専用劇場ではなく各ホールを回るスタイルを取るといった対抗姿勢を鮮明に打ち出している。デビューシングル『ぐるぐるカーテン』こそ2位どまりだったが、セカンドシングル『おいでシャンプー』以降は、リリースしたすべての楽曲がオリコン1位を獲得。

 

PICK UP とにかく読んで頂けないか

BUBKA(ブブカ)最新号

RANKING あなたが読めばランクも変わる

情報提供

リリース情報やイベント開催情報のほか、アイドル、芸能、カルチャー全般に関する情報提供をいただける場合は下記メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

bbk@byakuya-net.co.jp