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BELLRING少女ハート

アイドル映画はなぜ観るべきなのか? 人間の生理現象に訴える「BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー」

人気アイドルグループ主演する映画『BELLRING少女ハートの六次元ギャラクシー』が、論争をよんでいる。映画の内容も面白いのだが、後日よくわからない“多幸感”がくるからだ。この正体不明の幸せはなんなのか、一般映画ファンなどの証言をもとに徹底検証。

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アイドル映画はつたない、つまらないなどと言われて映画の中でも嫌厭されることが多いジャンルだ。だが、現在公開中のBELLRING少女ハートの「6次元ギャラクシー」を観て、それは間違っていたと思いをあらためる人たちがいるようだ。「アイドル映画って面白いね」と。
 
しかし、疑問がある。僕も試写会で観たが、ベルハーメンバーの演技はつたなく、オマージュを読み解ける映画的知識も必要だったりで、アイドルグループへの思い入れがないと、ちょっとキツいのではないかと思ったのだ。僕は面白かったけど、一般受けするものではないんじゃないか。
 
だが、この映画を観た知人は「他のアイドルのも観てみたい」と言っていた。彼はアイドル映画なんて観たくないとゴネたが、引っ越しを手伝うことを条件にムリヤリ観に行かせたのだが。そして「アイドルって色が白いんだね。可愛いんだね」とも。
 
彼が言う「色が白い」ここにおそらく秘密がある。僕はここのところ会社の個室トイレで居眠りをしている時や、家のふとんで眠る時に「6次元ギャラクシー」のことをしきりに思い出すようになった。映画を観た直後は面白かったけどこんなもんだろう、なんて思っていたのに。
 
映画の中でわんやわんやと演技していた、みずほ、もえち、じゅり、あやの、ゆうゆ、カイ、TIRA各メンバーの顔が、目をとじると浮かび上がってくるのだ。あまりに可愛くて、多幸感がやってくる。
 
さきの知人は映画館の銀幕で見るせいではないか、と言っていた。暗いシアターのなかで、明るい映像を見ると記憶に定着しやすいからだと、医療専門学校に通う彼は言うのだ。はずかしながらほとんど映画を観ない僕には、久しぶりの体験であったから、余計そうなのかも知れない。
 
そして彼がもう一つ言うには「メンバーがすごく肌が白い、そして肌がきれいだからじゃないのか」と。たしかにそうなのだ。BELLRING少女ハートは、黒羽根の黒セーラな衣装のせいでなんとなく黒っぽい印象がある。だが実際に近くで見ると肌がものすごく白い。白魚のようになんて言葉があるが、そんな生臭いものではなく、もっと上品でやわらかくあたたかく透き通った感じだ。生春巻きに似ている。
 
同映画の撮影に、屋外で立ち会わせてもらったのだが、その時も白いなと思った。顔が白いのはあたりまえで、腕も、髪の分け目も、足も、うなじも全てがとにかく白いのだ。白すぎて、美しいのだ。
 
ちょうど寝る時に電灯を消すと、目をつむっても目のなかに電灯のシルエットがのこる、あれなのだ。僕が目をとじると映画のワンシーンではなく、黒いバックのなか、メンバーの顔や足だけが白くふわっと目にうかぶのだ。その顔が可愛くなかったら困るが、2014年さらにナチュラルにルックスを進化させているベルハーだけに、目をつむっているのに、目がつぶれそうなくらい、網膜が焼ききれそうなくらい美しい。
 
「6次元ギャラクシー」の内容や、映画的な面白さは他の人の評にゆずる。ただ僕が訴えたいのは、この作品があとで想像以上にクルってことなのだ。映画を観て「ああ面白かった」の後日、まぶたをつむった時、さらなる多幸感がやってくるのだ。この映画自体、ドラッグがモチーフに出てきたりするのだが、僕はこのつむった目の中でかがやくメンバーの姿があれば、一生ドラッグなんてやらずに生きていきるだろう(シャブ漬けにされたら別だが)。
 
この映画、実は本当はものすごく恐ろしい映画なんじゃないのかしら。そしてベルハーたちのあの白さも凶器なんじゃないのか。さきの知人から「今度ベルハーのライブ行ってみたい」とLINEがきた。きっと彼も、目のなかで踊るメンバーたちの白い美しさにそそのかれたに違いない。

ぜひチェックを!!!→『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』公式サイト
吉祥寺バウスシアターにてレイトショーで絶賛公開中!!!

 
文/服
 

映画『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』特報

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BELLRING少女ハート(べるりんしょうじょはーと)

日本の5人組アイドルグループ。「サイケデリックからブチ上げロックまで、変幻自在アイドルユニット!」のキャッチコピーでライブやイベント活動を行なう。グループ名は「鐘鈴少女心」と漢字で表記することも。2012年結成。同年1stシングル『Negative EP』でCDデビュー。2013年には1stアルバム『BedHead』をリリース。楽曲に『ダーリン』『僕らのWednesday』『サーカス&恋愛相談』など。

 

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