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眞木蔵人『ネット殺人。会うべき因縁じゃない二人が会うから、事件が起きてしまう』 書籍『アイアムベックス スプレッド ザ ラブ』ダイジェスト(18)

2014年2月に発売され小説家・高橋源一郎をはじめ絶賛の嵐がおきた、俳優でサーファーの眞木蔵人氏のエッセイ集『アイアムベックス スプレッド ザ ラブ』。北野武監督をして「心地良く耳が痛い」と言わしめたその言葉の一部を掲載する!

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09年BUBKA収録「インターネットの旅」(後編)

(前編より)

 俺はいつも言ってるじゃん、ネットは使わないって。時間を飛び越えちゃいけないんだ。今生きている鼓動に合わせなくちゃいけないんだ。「どこでもドア」は無えんだよ。パソコンっていうのは『ドラえもん』の秘密道具に近いパワーがあるから。時間の旅をすると、『銀河鉄道999』みたいなヘビーな旅になってくんだ。会うべきじゃないやつと会っちゃ行けないんだよ。

 だから、歩いてて、あの子可愛いって思うのと、インターネットでこの子可愛いっていうのは、意味が違う。ストリートマインドでやってるのか、時空の旅をしているのかっていう。歩いててカワイイって思った子には、声かけていい。そこにあんのは振られるか成功するかのどっちかしかねえから。インターネットの場合は振られるか成功するか、そこに、殺るか殺られるか、それも付いてくる。

 もちろんポジティブな方向だってあるだろ。ファンのコミュニティで、会うべくして会う人間たちが集まるとか。そういうことに使うのはいいと思う。いい例もあると思う。会うべき人間に会えるラッキーもあるだろう。でも会うべきじゃなかった人間に会っちゃったバージョンは、事件側にいっちゃう。当たり前だけど、そういうことなんだ。時空の旅は危ない。それだけ早い、簡単な、濃縮された旅をしてるってことを忘れないで欲しい。

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