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【インタビュー】アイドルファンも必見のバンド「どついたるねん」とは?

6008曲入りのアルバムリリース、BEAMS Tとコラボなどで話題を呼んだバンド、どついたるねんがLIQUIDROOMでワンマンライブを開催。それを記念して、BUBKAwebが緊急インタビュー。正直、筆者は音楽のこと詳しくないしアイドルが大好きなんですが、彼等にはなぜか引きつけらるんですよ!!

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どついたるねん
2007年結成。メンバーは先輩(写真右)、タモツ、タイガー山村(山ちゃん、写真左)、うーちゃか(うがい、写真中央)、THE BASS(ベースマン木本)の5人。他、サポートでドラムが入ったり、脱退したメンバーが登場したりと、バンドの編成はかなり変わる(担当楽器や曲も時期によってコロコロ変わる)。2013年に川島小鳥、梅佳代、金子山などが手がけた彼等の写真集『MY BEST FRIENDS』を発売。同年、BEAMSの秋冬モデルに起用。2014年には3ヶ月連続アルバムをリリース。その内の『grandmother`s milk』は6008曲入りということで話題になる。

 

「昨日、酒を飲み過ぎちゃって、気がついたら道ばたで寝てたんですよ。全く記憶ないんで性欲が暴発してないと良いけど……。セックスとかじゃないけど酔っぱらって友達のオッパイ触るとかしてたらどうしよう」

 取材時間に少し遅れてきた山ちゃんが到着して開口一番に物騒なことを言い出した。少しまだ前日の酒が残っている様子。 
 この日は、うがいに頼まれて彼等が11月10日に行なう、初のLIQUIDROOMでのワンマンライブ「おならプープー祭り」の宣伝のための取材で、主要メンバーのうがい、先輩、山ちゃん、たもつの4人でのインタビューを予定していたがたもつは時間になっても来ない、連絡もとれない……。
 普通だったらありえない状況、ハプニング。だが、どついたるねんの場合はそれすら楽しく、人を魅了してしまう不思議な力がある。
 それは彼等のライブやほぼ毎日のようにYouTubeに上げていた岩淵弘樹(『遭難フリーター』という映画で国際的な賞を受賞した気鋭監督)が撮る動画を見るとすぐにわかる。
 ライブは毎回、メンバーが変わっていたり、バンドセットの演奏から路上でのアカペラやコントなど変幻自在。楽曲もパンク、ヒップホップ、時にメタルもやったりとコロコロ変化。「次は何をしてくれるんだろう?」と毎回期待してしまう。
 動画ではメンバーが裸になってお風呂場でチャーハンを食べたり、楽屋裏の喧嘩を見せたり、炎上すれすれの悪ふざけを楽しめる。
 一つ一つ作品に強烈な一回性があり、一度ハマると常にチェックしたくなる程の力があるのだ。ただ具体的に彼等をどう表現したら良いのかわからなかったので、メンバーに聞いてみると。

「わりと何でもやるグループ。NGはほとんどないし僕たちハードルが低いんですよ」(先輩)
「先輩のチ○コくらいです(笑)」(山ちゃん)
「僕ら基本的には岩渕監督が『やれ』って言ったことは何でもやります!」(うがい)

 ただ演奏でみせるだけじゃなく、日常もすべてエンターテイメントに変えるのが彼等の姿勢。表現方法は何だっていい、ただ面白いことを追求し発信し続けている!
 

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何が起こるか予測不能! どついたるねんのライブ

 また、どついたるねんはファンと接触する機会が異常に多いグループだ。それは、握手会や撮影会など接触が多いアイドル顔負けのレベル。ライブやイベント終了後はお客さんと賑やかに話してる姿を目にするし、今年の元旦にはファンと一緒に初詣する企画を開催した(他にも彼等のWEBサイトにアクセスし、1000円払うとボーカルのたもつが好きな場所で、リクエストした曲を3曲歌ってくれるサービスも)。ライブに行くとすぐにメンバーと友達にもなれる。アーティストとファンの垣根を越えた活動についてメンバーは語りだした。

「良いとこでも、悪いとこでもあると思うんですけど、その人の顔を知って、喋った時点で対等の関係に見えてきちゃって、人と人の関係になっちゃうんですよ」(山ちゃん)
「ファンからメンバー入れたりとかもあるんで、今入ってるメンバーでベースの木本ってヤツも3~4年くらい前はライブで暴れてる大学生で、今のサポートのドラムのヤツもファンだから」(先輩)
「他のバンドよりめちゃくちゃゆるい。敷居が低いんですよ」(うがい)

さらに、最近ではメンバーの電話番号をWEBで公開。

「公開してもあんまり電話かかってこないんですけどね」(うがい)
「たまにくるよ。この前きたヤツは普通にジムで働いてるムキムキマッチョマン! そいつに呼び出されてカラオケに行ったら、裸で待ってました(笑)」(先輩)
「そんなヤツも気に入って、PVの撮影に呼んだりとかしてます」(山ちゃん)

 ファンとコミュニケーションし、それすらも巻き込みながら大きな渦となり、東京でムーブメントを作りつつあるのだ。音楽だけじゃなく様々な表現方法を駆使しながら。

 

ホント皆さんのおかげっす!

 このグループってほんとに凄いのか?と疑問を覚えた方も多いのではないか。だが、彼等は写真家の梅佳代、銀杏BOYZの峯田和伸、しまおまほなどそうそうたる面々から絶賛されている。話題が多くの人の心を掴み様々な業界の方にも響いたのだ。それが顕著に表れたのが、昨年のBEAMS秋冬メンズモデル起用、今年の春にBEAMS TとコラボレーションでTシャツを発売。インディーズバンドとしては異例すぎる抜擢。その時のことを語る。

「うちら毎日動画を上げてたのをたまたまBEAMSの人が見ていて、普通にモデルを雇う予定だったけど、大抜擢されました(笑)」(先輩)
「実は平野太郎さんって写真家の方が『やったら良いんじゃない』って後押ししてくれてそれで決まって。その時は知り合いじゃなかったんですけど。ほんとに感謝してます」(山ちゃん)

「ほんと皆さんのおかげっす」(うがい)

 ここ一年で目まぐるしい変化が起き、メディアにも出るようになった。おだてられ機会も増えた。だが、決して天狗にもならず、謙虚にファンと馬鹿騒ぎしながら作品を作り続けている。

 

ワンマンはアイドルファンも必見

 そんな彼等が今までの活動を振り返りながら、集大成と語るのが、11月10日に開催されるLIQUIDROOMでのワンマンライブ。

「実は何ヶ月か前は、これが集大成みたいなムードがあって、まわりからしたら解散するとか言われるくらい」(先輩)
「でも、それは祭りの始まりですけどね」(うがい)

「例え話ですけど、俺らみたいな小ちゃい20代のフリーターが屁みたいな曲をやるってだけですよ。でもそこに美しいロマンがあるのかもしれませんね」(山ちゃん)

 メンバーの気合いは十分に感じる。さらにこの日はゲストにPUNPEE川本真琴アイドルファンからも絶大な支持を受ける大森靖子。さらに、今年の7月に解散した人気アイドルBiSのテンテンコが登場。テンテンコとの共演が気になるところだが、はたしてLIQUIDROOMはどんなことが起きるのか! アイドルファンもどついたるねんを全く知らないかもしれないBUBKA読者に向けて最後に一言頂いた。 

「まあ、アイドル出るし、お客さんも可愛い子多いので。街コンだと思ってきて下さい!」(先輩)
「どついたるねんのファンはみんな良く喋るヤツ多いし、それがきっかけで結婚とかしたらボク仲人とかやるんで」(山ちゃん)

 出会いあり、ハプニングありのどついたるねんのライブ。そこにはロックやヒップホップ、アイドル現場では味わえない何かがあることは間違いない。まずはLIQUIDROOMで目撃せよ!

<取材•文/ハノイ(編集部)、写真提供/どついたるねん>

☆どついたるねんLIQUIDROOMワンマンライブ「第二回、おならプープー祭り」が11月10日(月)開催!
開場:18時半
開演:19時半
当日券3000円
詳細は公式HPにアクセス!→http://dotsuitarunen.tumblr.com/

☆どついたるねんAmazon→『どついたるねん BEST HITS』発売中。
近日、アルバムについてのインタビューもBUBKA webにて公開予定。

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取材終了後やってきたボーカルのタモツ。

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