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「決闘」は死刑にもなる犯罪行為? 果たし状を受け取ったらバックレろ

決闘が繰り広げられているのは映画や漫画などフィクションの世界だけではない。今もどこかで行われている決闘。実はそれ自体を犯罪行為として取り締まる法律があるのだ。

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果たし状を受け取ったことはあるだろうか。なかったとしても、不良少年が「最近調子に乗ってて目障りだ」とか「拳で語り合おう。午後五時校舎裏で待つ」といったようなことを手紙にしたためて決闘を申し込む展開は、映画や漫画などでお馴染みだろう。

もし今後果たし状を受け取るようなことがあっても、すぐには応じずに、すこし落ち着いて考えていただきたい。「決闘」は死刑になる可能性もある犯罪行為なのだ。

決闘に関する実際の検挙事例もある。

「広島県警少年対策課は16日までに、集団でけんかをしたとして、決闘の疑いで解体工(16)と土木配管工(18)=いずれも広島市西区=ら、広島市の2つの暴走族メンバーとOBで16~18歳の少年、計13人を逮捕した。逮捕容疑は昨年10月22日午後9時ごろ、広島市西区打越町の太田川河川敷で、6人対6人で互いに殴るけるなどして決闘した疑い。OBは決闘に立ち会った疑い。県警によると、「凶器は使わず素手で殴る」などのルールを事前に決めていた」(MSN産経ニュース、2009年3月16日)

「決闘に立ち会った疑い」など節々に違和感を覚えるアナクロな記事だがつい最近の実際のニュースである。

決闘罪は、決闘を申し込んだ人、申し込まれた人、決闘立会人、証人、付添人、決闘場所提供者など決闘に関わった全ての人に適用され、お互いに合意があっても「身体又は生命を害すべき暴行」は犯罪になる。そして、相手を殺傷した場合は死刑になることもあるのだ。

決闘の申し込みに応じなかったら「怖気づいた」などと罵倒されるかもしれない、と思うかもしれないが、心配はいらない。決闘の挑みに応じなかったことを理由として人の名誉を毀損した者は名誉毀損の罪に問われることになり、申し込んだ側が処罰されることになる。

自身の身を滅ぼしかねない果たし状。受け取ったらくれぐれも落ち着いて、冷静に無視するのが得策だ。

また、河原などで血まみれの殴り合いを目撃した場合はすぐに警察に通報しよう。

(文/浩野路之)

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